生活習慣病検査キット商品一覧
【価格】7,370円(税込)
【検査項目】栄養状態(たんぱく代謝)、脂質代謝、糖代謝、肝機能、腎機能、尿酸(痛風)
【検査キットの特徴】
生活習慣病の中でも特に糖尿病に焦点をあて、12項目検査(脂質、肝機能、腎機能、尿酸値など)にHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を追加しました。
【価格】7,700円(税込)
【検査項目】栄養状態(たんぱく代謝)、脂質代謝、糖代謝、肝機能、腎機能、尿酸(痛風)、腹囲の測定(メジャー付き)
【検査キットの特徴】
メタボリックシンドロームの判定項目(中性脂肪、HDLコレステロール、血糖値)に加えて、生活習慣病もチェックできる検査キットです。
今や死亡要因の6割以上を占める生活習慣病。この病気の怖いところは、あまり自覚症状があらわれない点にあります。
予防には、適切な生活習慣を確立することが重要です。 まず、ご自分の体の正確な状態を把握するために、血液の情報を知ることが重要です。
定期的な血液検査をすることで、適切な生活習慣を身につけましょう。
生活習慣病にはどんな病気があるの?
【食生活が原因】
成人肥満症、小児高度肥満、栄養失調症、拒食症、糖尿病、 胃がん、大腸がん、痛風、 高脂血症、高血圧性疾患、動脈硬化症、胆石、腎臓結石、心筋梗塞、胃潰瘍、腎臓病、肝疾患、 骨粗しょう症、歯周病など
【飲酒が原因】
脂肪肝、アルコール肝炎、アルコール性肝硬変など
【喫煙が原因】
各種のガン、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病、 脳卒中、骨粗しょう症、心臓病など
【運動不足が原因】
肥満症、糖尿病、高脂血症、高血圧など
生活習慣病検査【検査項目】
栄養状態(たんぱく代謝)
総たんぱくとアルブミンの値は栄養状態や肝臓、腎臓の状態などを反映します。
総蛋白【TP】
血液中にはたくさんのたんぱく質が含まれており、身体の代謝をスムーズに行うために働きます。
この検査は血液のたんぱく質を知る検査で、高くなる場合は骨髄腫などの難病、水分が足りない時、 体質による場合などで、低くなる場合は食物から栄養が十分採れていない時、肝臓の病気、糖尿病、 腎臓の病気、お腹をこわした時などです。
【基準値範囲】 : 6.5~8.0g/dl
アルブミン【Alb】
血液中たんぱく質の約65%を占め、栄養分などを全身に運びます。
血液中のたんぱく質を詳しく調べる検査で、その量や変化の仕方によって 病気との関連をしることができます。
アルブミンが増加する病気はあまりしられていませんが、低くなる場合は 、栄養不足、消化、吸収力の低下、消耗性疾患、肝硬変、腎臓の病気でネフローゼ などがあります。
基準値範囲 : 4.0~5.1gm/dl
血糖
血液中の糖分から糖尿病を起こしやすいかを調べます。
血糖【GLU】
血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度のことで、血糖値を測定することで糖尿病であるか 否かを判断できます。
食後に炭水化物が消化されてブドウ糖になり、血液中に吸収されます。 炭水化物は消化、吸収が早いため、血糖値はすぐ上昇します。したがって、食前か食後3時間以上 経過後に検査することが望ましいです。
高い場合は糖尿病が疑われます。この他、妊娠、ストレス、肥満、過激な運動、ホルモン分泌異常 、脱水、すい臓の病気などで高くなることがあります。
低い場合は、すい臓からインスリンが多く出されている場合や糖尿病などの薬を服用している 場合など考えられます。
基準値範囲 : 65~109mg/dl
ヘモグロミンA1c【HbA1c】
血液を採取する直前の食事や運動の影響をうけやすい血糖値(Gluc)に対し、 HbA1cは過去1~2ヶ月の安定的な血糖値を知ることができるため、糖尿病の検査には 欠かせない項目の1つとなっています。
平均的な血糖値を維持、コントロールするには、気長に食生活の改善などに取り組む ことが大切です。
基準値範囲 : 4.3~5.8%
肝機能
肝臓細胞の破壊などにより流れでてくる酵素の量や、肝臓で分解合成されて出てくる酵素の量を調べます。
GOT【AST】
GOTは肝細胞やその他多くの臓器の細胞に含まれるたんぱく質を分解してアミノ酸をつくる酵素です。
肝臓の細胞に多く存在するために、主に肝臓疾患の程度を知るための指標とされます。
肝臓の病気、赤血球、腎臓、肺、心筋の細胞が壊れた時などに増加します。 激しい運動の後なども増加します。低い場合は、あまり病的な意味はないといわれています。
基準値範囲 : ~45IU/L
GPT【ALT】
肝細胞などに存在する酵素で、細胞が壊れると血液中に出て高い値を示すことがあります。
GPTとGOTの比率を見て肝臓病、血液疾患、筋疾患などの病気を鑑別することもできます。
GPTあるいはGOTのどちらか一方でも異常値の場合でGPTよりGOTが高い場合、アルコール性肝炎、 肝硬変、筋疾患、血液の病気などが考えられます。
GPTよりGOTが低い場合、慢性肝炎、脂肪肝 などが考えられます。
基準値範囲 : ~39IU/L
γ-GTP
アルコールに非常によく反応します。
そのため、主に胆道、すい臓、脾臓、精巣、小腸などにも多く含まれる酵素ですが 、これらの臓器に障害があっても血液中に流れ出ることはありません。
高い場合、主にアルコール性肝機能障害などの肝臓病や胆のうの病気が疑われます。
基準値範囲 : ~79IU/L
腎機能
腎臓から尿に排泄されるべき老廃物の量を調べて、腎臓の働き具合を調べます。
尿素窒素【BUN】
尿素窒素は血清の尿素に含まれる窒素分です。
尿素たんぱく質の燃え尽きた物質 として血液中には含まれており、肝臓でアンモニアからつくられ、腎臓を通過する時に一部 は血液中に戻り、残りが尿中に排出されます。尿素窒素の検査から腎臓の働きを知り、たんぱく質 の代謝の状態を知ることができます。
高い場合、腎臓の病気、脱水、消化管出血、薬の服用、たんぱく質の過剰摂取などが考えられます。 低い場合、たんぱく質不足、妊娠中などがあります。
基準値範囲 : 8.0~22.0mg/dl
クレアチニン【CRE】
クレアチニンは筋肉中のクレアチンという物質からつくられ、ほとんど再吸収されることなく腎臓から尿中に排出されるので、腎機能の状態を判断しやすく、腎機能の指標としてよく用いられます。
クレアチニンがつくられる量は筋肉量により決まるので、筋肉量の多い人は高め、筋肉量の少ない人は低めになります。
高い場合は、腎機能の低下、心臓の病気、筋肉の病気、脱水、薬の服用などが考えられます。 低い場合は、栄養状態の悪い場合が考えられます。
基準値範囲 : 【男性】0.6~1.1mg/dl 【女性】0.4~0.8mg/dl
脂質
肝臓細胞の破壊などにより流れでてくる酵素の量や、肝臓で分解合成されて出てくる酵素の量を調べます。
総コレステロール【TC】
血漿中に含まれる脂質成分です。
血液の脂質は、血流に乗って全身をめぐり、必要に応じて 各組織や細胞で利用されます。
総コレステロール値の高い場合、過食、運動不足、肥満、閉経後、家庭性や遺伝など、 また甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群などが疑われます。
◆基準値範囲 : 140~219mg/dl
中性脂肪【TG】
中性脂肪はエネルギー源として重要ですが、過剰に摂取すると体内に蓄えられ悪影響 を及ぼします。
中性脂肪は主に肝臓でつくられる内因性のものと、食べ物に由来する外因性 のものがります。家族性、遺伝、生活習慣により影響を受けます。
高くなる場合は、動脈硬化を促進する危険因子やすい臓炎の原因となります。
◆基準値範囲 : 30~149mg/dl
HDLコレステロール【HDL-C】
HDLコレステロールは動脈硬化を予防する働きがあります。生活習慣による影響を受けやすい 性質があります。
高めであれば長寿といわれています。低下している場合は、動脈硬化を促進させる可能性があり、 高カロリー食、運動不足、肥満、喫煙、遺伝などに影響されます。
◆基準値範囲 : 40~99mg/dl
LDLコレステロール【LDL-C】
LDLコレステロールはコレステロールを細胞に届ける役割ががあります。食生活などの生活習慣に影響されやすいといわれています。
細胞に必要以上にコレステロールさが増えてしまうと、血管を硬化させて動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。 そのためLDLは「悪玉コレステロール」と呼ばれています。
◆基準値範囲 : ~139mg/dl
痛風(尿酸)
腎臓から尿に排泄されるべき老廃物の量を調べて、腎臓の働きと痛風になりやすいかどうかを調べます。
尿酸【UA】
尿酸はプリン体という物質の代謝によって生じる燃えカスのようなものです。 その多くは尿と共に体外に排出されますが、うまく排出されず血液中に多く含まれてしまうことがあります。
これによって尿酸値が高くなると、痛風の発作や腎機能の低下の原因になります。 高い場合は、腎臓で排出できない尿酸が多く作られてしまう、血液の病気、プリン体を 多く含む食事の摂り過ぎ、過食、飲みすぎ、激しい運動などが考えられます。 低い場合は、特に病的な意味はないとされています
基準値範囲 : 2.5~7.0mg/dl