腫瘍マーカーAFPとは
AFPは胎児期に産生されるタンパク質で、成人では微量しか存在しませんが、この蛋白が癌化すると増加し、血中に分泌されます。
AFPは、比較的肝臓に特異的なマーカーで、特に肝細胞癌で陽性となり、値が高くなるとほどがんの可能性が強くなります。
また、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変などの良性疾患で高い値になることがあり、その他、乳児性の肝炎、肝芽腫ではかなりの確率で陽性となります。
AFPが主に反応する病気
肝臓がん、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変
AFPの基準値
10.0ng / ml 以下