初期症状が現れにくい胆管がん。早期発見を目指すために必要なことは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

胆管がんという病気を検索しても、「胆のうがん」や「胆道がん」など、他の名称が出てくることがありますよ?

そのため、本当に知りたい情報が手に入らなかったり、誤った情報を鵜呑みにしてしまう可能性も否定できません。

実は「胆管」の周辺には、似たような名前の臓器が存在しており、腫瘍ができる場所によって、名前や初期症状が変わってしまいます。

では、「胆管がん」とは一体どのような病気なのでしょうか?

その点を種類別に解説していきます。

 

胆管がんの初期症状を知る前に、各名称を理解しよう

胆管とは、胆のうに貯蔵された胆汁を十二指腸乳頭部まで運ぶための管です。

胆汁は食事の後に十二指腸へと流れていき、消化の手助けをしてくれます。

 

【胆汁の流れ】

胆のう → 胆のう管 → 胆管 → 十二指腸乳頭部

この「胆のう」から「十二指腸乳頭部」までを合わせて「胆道」と呼びます。

腫瘍ができた部位によって、がんの名称も変わる

実は、「どこに腫瘍ができたか」によって、それぞれのがんの名称も変わってきます。

がんの種類は、下記の通りです。

「胆のう」「胆のう菅」・・・「胆のうがん」

「胆管」・・・・・・・・・・「胆管がん」

「十二指腸乳頭部」・・・・・「十二指腸がん(乳頭部がん)」

そして、これらをすべて合わせて「胆道がん」と呼んでいます。

今回は、この中から「胆管がん」をピックアップして、初期症状の説明をしていきたいと思います。

 

胆管がんの初期症状とは?

胆管がんの初期症状は、下記の通りです。

  • お腹の痛み
  • 食欲不振や体重の減少
  • 黄疸(おうだん)

お腹の痛み

がんがある程度進行し、肝臓や総胆管、十二指腸などに拡大することでお腹の痛みが起きることがあります。

みぞおちや右脇腹に鈍い痛みを感じたら、胆管がんの症状かもしれません。

食欲不振や体重の減少

他のがんの症状でも見られますが、食欲不振や体重の減少も一つの兆候と言えます。

ただし、このような症状は日常生活の中でも起こりうることなので、検査へ行くきっかけにはなりにくいでしょう。

黄疸(おうだん)

腫瘍ができることで胆道が狭まり、胆汁の流れが悪くなります。

その結果、胆汁が血液中に流れ込み、胆汁の成分であるビリルビンの濃度が高まるのです。

これによって、白目の部分や皮膚が黄色がかったようになる症状を「黄疸」と言います。

他にも白色便(便が白っぽくなる症状)や黄疸尿(尿が茶色っぽくなる症状)などの症状も現れるので、自分の目で確認してみてください。

 

胆管がんの方が初期症状は表れやすい

胆管がんの場合は、胆のうがんと比べて初期症状が現れやすいと言われています。

その理由は、胆管に腫瘍ができることで、胆汁の流れが悪くなるからです。

胆管は、太い部分でもせいぜい7mm程度なので、わずかな腫瘍でも管が狭まってしまいます。

その一方で、胆のうに腫瘍ができた場合は、すぐに胆管が狭まってしまうわけではないので、症状が出にくいと言えます。

 

胆管がんには3つの種類がある?初期症状はどれも同じなの?

一言で胆管がんと言っても、腫瘍ができた部位によって名称は変化します。

胆管の種類は、全部で3つ。

まず、胆管が肝臓の内部を通っているか、外部を通っているかによって、名称は異なります。

 

肝臓の内部を通っている胆管 → 肝内胆管

肝臓の外部にある胆管 → 肝外胆管

 

さらに肝外胆管を2つの名称で分類することができます。

 

肝門部から胆のう管の手前まで → 肝外胆管肝門部領域胆管

胆のう管がつなぎ目から乳頭部の手前まで → 遠位胆管

 

これらをまとめると胆管の種類は、

  • 肝内胆管
  • 肝門部領域胆管
  • 遠位胆管

の3つになります。

 

また、それぞれの胆管によってがんの名称も変わります。

 

肝内胆管 → 肝内胆管がん

肝門部領域胆管 → 肝門部領域胆管がん

遠位胆管 → 遠位胆管がん

 

 

どのがんであっても、基本的に症状は変わりません。

 

胆菅がんの初期症状が出る前に!こんな人は要注意。

胆管がんと深い関わりがある「胆石」という病気をご存知でしょうか?

胆石とは、胆汁の成分が固まって、胆道のどこかに結石ができる病気のことです。

実は胆石患者の約10%が、胆管がんを患っていたと報告されています。

もし胆石の疑いがあるのであれば、一度検査を受けた方が良いでしょう。

 

胆石を見つけるための検査は下記の通りです。

  • 腹部超音波検査
  • MRI検査
  • CT検査
  • 内視鏡検査

基本的には、腹部超音波検査を行いますが、より正確な診断結果を出すために、MRIやCT、内視鏡検査なども行う場合があります。

また、胆石以外でも、「膵胆管合流異常(すいたんかんごうりゅういじょう)」や「胆のうポリープ」などを合併している可能性もあります。

 

【まとめ】胆菅がんの早期発見のために、超音波検査を受けよう

初期症状が現れにくいと言われている「胆管がん」。

しかし、超音波検査で胆石を発見できれば、初期症状が現れる前に対処することが可能です。

実際に超音波検査を受けた人の15〜20%は、胆のうポリープが見つかったと報告されています。

この機会に一度検査を受けることを検討してみてはいかがでしょうか?

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

胆管がんの検査が自宅でできる「女性用がん総合検査セルフチェック」

女性特有のがんである卵巣がん、卵管がん、子宮がんと消化器系のがんに加えて、女性がかかりやすいといわれるすい臓がんや胆管がん、胆のうがんの検査ができるキットです。

厚生労働省承認、医療機関同等の検査精度を誇る、高精度の郵送検査キットです。


女性用がん総合検査リスクチェックのご購入はこちらから

SNSでもご購読できます。

がんリスクチェッカー
女性用がん総合検査リスクチェック
男性用がん総合検査リスクチェック
胃がん+女性がんリスクチェック
胃がん+男性がんリスクチェック
胃がんリスクチェック
ピロリ菌検査キット
糖尿病+生活習慣病セルフチェック
メタボリックシンドローム&生活習慣病セルフチェック
B型C型肝炎セルフチェック